いよいよ入院
この日は夫が出張で不在だったため、母に付き添ってもらいました。
受付をすませると、リストバンドを装着される。
管理されている感抜群で、ちょっと嫌な感じがしました。
すぐにお部屋に案内される。
そうそう、私のお部屋は一泊16000円。
家族のための仮眠ベッドや、浴室、トイレもついている。
どんなVIPなお部屋なのかとワクワク♡
めっちゃ普通でした。
それどころか、激安ビジネスホテル以下。
でも、結果的にはこの個室にはかなりお世話になりましりました。 それは後々。
術前検査
金曜日に入院したので、土日はな~んにもなくダラダラ過ごして、
月曜日・火曜日は全身色々検査。そして水曜日に全身麻酔で手術。
そんな流れです。
本格的な検査はこれが初めて。
CT・MRI・PET・胃カメラなどなど。
私が一番辛かった検査は胃カメラ。
まじで冗談抜きで死ぬかと思いました。
この頃はまだ27歳で、人間ドッグも受けた事がありませんでした。
なので、ほとんどの検査が初体験。
検査すればするほど、自分が病気だって事を実感。
さらなる病気が見つからない事を祈るばかりでした。
手術前日
主治医から手術の説明がありました。
母も同席で。
説明内容は以前と変わらなかったので、私はふんふん聞いていました。
でも、ふと横を見ると、母が静かに涙を流していました。
きちんと先生の方を見ながら、うなずきながら泣いてました。
もらい泣きしそうなのを堪えながら、「大丈夫だよ」「ごめんね」の意味をこめて母の肩をポンポン。
なんで泣いたのかは聞かなかったけど、怖かったのかな?かわいそうに思ったのかな?
何にせよ、親不孝して本当に申し訳ない。
元気になったらいっぱい親孝行しようと決めました。
仕事終わりの夫が合流し、面会時間ギリギリまで病室でおしゃべり。
翌日の手術は、夫と母と父が休みを取って来てくれるとのこと。
家族が帰った後、やっぱり緊張してなかなか寝付けず。
ゲームしながら寝落ちして、手術当日を迎えるのでした。