私はこれまでに、二度のがんを経験しました。
一度目は27歳の時。
病名「左下顎骨中心性がん(ひだりかがくこつちゅうしんせいがん)」
ちょっとめずらしいがんだそうです。
二度の手術を受け、首に大きな傷と、左顔面麻痺、その他もろもろの後遺症が残りました。
二度目は32歳の時。
病名「甲状腺がん」
これはポピュラーながんです。
甲状腺左葉摘出手術を受け、またしても首に傷が残りました。
がんになって、辛い事や悲しい事、たくさんありました。
でも、それ以上に嬉しい事や幸せな事、たくさんたくさんありました。
家族に感謝。
友達がいる事に感謝。
関わってくれている人みんなに感謝。
ごはんをおいしく食べられる事に感謝。
生きている事に感謝。
人生観が大きく変わり、大切な人を大切にできる人になれた気がします。
初めてがんだと言われた時、自分の闘病生活がどんなものになるのか知りたくて、ネットで検索魔になっていましたが、なかなか知りたい情報にたどり着けずにいました。
私と同じような経験をせざるを得ない方が、少しでも安心して前向きに治療に取り組めるようになってほしい。
そんな思いから、今さらですが遡って闘病日記を残すことにしました。
どうぞよろしくお願いします♪(*^-^*)